ONIプレジションの切削業務のご紹介

ONIプレシジョンでは、SUS、アルミ、鉄、工具鋼、樹脂といった幅広い金属素材に対応した精密切削加工を行っています。特に、5個から100個程度のリピート品や、ワンショットに近い小ロット品を得意としており、お客様の多様なニーズに柔軟に対応できる体制を整備しています。これにより、単純な量産加工では対応できない分野でも高精度・高品質なものづくりを実現しています。
目次
リピート前提の方針とデータ蓄積
大きな特徴として、ONIプレシジョンでは単品加工は行わず、「リピートになる見込みがある試作、5個~100個前後」に限定しています。これは単なる受注制限ではなく、再現性のある品質を確立するための戦略です。図面を基にした加工プログラムを一度きりで終わらせるのではなく、切削条件・治具構成・加工順序・測定基準などのノウハウを社内に蓄積。次回以降も同等以上の品質で提供できる仕組みを構築しています。そのため、リピート時には立ち上げ時間を大幅に短縮し、安定した品質とスピードを両立させることが可能です。
素材特性に応じた最適加工技術
ONIプレシジョンは素材ごとに異なる特性を徹底的に理解し、最適な加工条件を追求しています。SUS材では耐食性や難削性を考慮し、工具摩耗の監視やクーラント条件の最適化を実施。アルミ材では高速回転による切削でバリを最小限に抑え、軽量機構部品や治具に適した美しい仕上がりを実現します。鉄や工具鋼は焼入れや熱処理を見越した加工を行い、耐久性と精度を兼ね備えた部品に対応。これらの技術により、医療機器部品、理化学機器部品、半導体装置部品といった高精度分野で多数の実績を誇ります。
現場力と提案力の両立
ONIプレシジョンの強みは「現場力」と「提案力」を兼ね備えている点にあります。単に図面通りに加工するだけでなく、VE/VA提案を積極的に実施。加工手順の最適化による工数削減、素材変更の提案によるコスト低減などを通じて、調達コスト削減や納期短縮を実現しています。お客様にとって「頼れる加工パートナー」であることを目指し、現場で培った知見を付加価値として提供しているのです。
一貫したサポート体制
私たちは「ただ削る」ことに留まらず、部品のVA提案から量産までを一貫して支援することを使命としています。そのため、治具や加工条件のデータベース化、最新設備の導入、技能者の教育を継続的に推進。こうした取り組みにより、お客様の負担を軽減しながら、精度・コスト・納期の三要素を高次元で両立させる切削加工を提供しています。ONIプレシジョンは今後も、確かな品質と提案力でお客様の期待に応え続けます。