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部品調達コラム

マシニング加工品の調達先の選び方

マシニング加工品の調達先の選び方 | ONIプレシジョン

マシニング加工における部品調達屋の調達先選定方法

マシニング加工を外部に委託する場合、部品調達担当者は数多くのマシニング加工屋から最適な企業を選定する必要があります。選定を誤ると、品質不良、納期遅延、コスト増加など、様々な問題が発生する可能性があります。当社の旋盤加工品の調達先を選定する基準を10個にまとめました。

①ワークサイズの対応力

加工委託企業の設備がワークサイズに対応できるかを確認する必要があります。例えば、大物部品や長尺部品の加工では、門型マシニングセンタが必要となり、そののテーブルサイズ、移動量、最大積載量などを事前に確認し、加工範囲を満たしているかを確認することが重要です。

②材料の支給・調達

支給された材料のみを加工しているか、あるいは加工屋が独自の調達ルートで材料調達まで対応してくれるのかを確認しましょう。材料調達を依頼する場合、希望する材質やグレードの材料を調達できるかどうかも確認が必要です。

③材料の厚さへの対応力

加工する材料の厚さも重要な要素です。加工屋の設備や技術力によって対応できる厚さが異なります。事前に加工可能な厚さの範囲を確認しておきましょう。

④重量への対応力

ワークの重量も確認しておきましょう。クレーンやフォークリフトなどの設備が整っているか、重量物搬送の経験が豊富かどうかを確認することで、安全かつスムーズな加工が期待できます。

⑤加工可能範囲

加工内容によっては、5軸加工や複合加工など高度な技術が必要となる場合があります。加工屋が保有する設備や技術力、加工経験などを確認し、要求される加工に対応できるかを確認しましょう。

⑥表面処理の有無

必要に応じて、表面処理(塗装、メッキなど)にも対応できるかを確認しましょう。加工屋が提携している表面処理業者があれば、ワンストップで加工から表面処理まで依頼できる場合があり、工程管理の効率化につながります。

⑦キズレベル品質管理方法

品質管理体制も重要な選定基準です。特に、キズレベルの許容範囲や検査方法について、事前に加工屋とすり合わせておくことが重要です。品質管理基準や検査体制がしっかりしている加工屋を選び、品質トラブルを未然に防ぎましょう。

⑧RoHS対応・ミルシート提出

RoHS指令などの環境規制に対応しているか、ミルシート(材料証明書)を提出できるかを確認しましょう。特に、輸出を伴う製品や環境規制の厳しい業界では、これらの確認が必須となります

⑨価格

見積もりを複数社から取得し、価格を比較検討しましょう。ただし、価格だけで判断するのではなく、技術力や品質管理体制なども考慮して総合的に判断することが重要です。

⑩納期

必要な納期に対応できるかどうかも重要な選定基準です。納期遅延は、その後の工程に大きな影響を与える可能性があります。確実な納期対応を期待できる企業を選定します。

上記の10個の基準で当社は最適なマシニング加工屋を選定しています。数量、納期を記載した図面を教えていただければ、当社で最適な加工先を選定いたします。

部品調達のことなら、ONIプレシジョンにお任せ

当社の調達先は精密加工を得意とする企業が多く、円筒研削、平面研削などの各種研削加工、マシニング・旋盤などの切削加工、ワイヤーカット放電加工等の様々な加工をあらゆる材質に精密加工することが可能です。コスト優位で調達先を選ばれる場合には、海外調達もご提案することが可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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