自動車ライン用治具

この製品はSUS310を旋盤、マシニングセンタで加工した、自動車業界で使用される装置の治具部品になります。 加工上最も難しいポイントは、円の中心に対する交差穴の位置精度が0.01とされている部分です。これを保証するために、加工上様々な工夫を行っております。 また、表面硬度を向上させるため、このライン治具部品を当社で機械加工した後、特殊な窒化処理を施しております。この窒化処理によってHv1,000程度の表面硬度を得ることができますが、処理後の寸法変化が大きく出てしまうデメリットを内包する処理でもある為、処理後に全点検査を行い、修正が必要な場合は全て社内にて対応しております。よくある「処理後に寸法が外れてしまった」という問題を、ONIプレシジョンでは社内での検査・修正工程にて対策・対応を可能としております。 ONIプレシジョンでは50余年をかけて蓄積した多種多様な処理・材質への対応力を有しております。 本製品のように「処理後の寸法変化がある中高精度を実現する」といった特殊な案件などでお困りの際には、お気軽にお問い合わせください。